誉める美容

"人に誉められると女はキレイになる"。


・・・昔からそう言われてきました。


実際、誉められるとそれだけで人は元気になりエネルギッシュになり、"誉められたもの"を一層のばそうとします。


しみがなくて、肌がキレイねぇ」


・・・と誉められた日の晩、"じゃあちょっとサボってみるか"などと思う人は絶対いないはずですね。


全員がその誉められた肌を一層入念に磨きこむものです。


誉められることは、"自信"も生みますが、一種の"義務感"も生み、誉められたことを他人から撤回されたくないと思います。


・・・キレイなままでいなきゃいけないという義務感が新たなキレイを生むのです。


美容と占いの関係

毎日を占いと一緒に生きてしまうと、来る幸せも来なくなるわけです。


でも化粧品は逆に、本来もっと日常的なもの・・・。


当たり前にこなし、毎日の自分をキレイに立ち上がらせる道具にすぎません。


レーザー シミ治療も同様ですね。


占いもいいし、美容もいいでしょう。


・・・けれどそれに依存しすぎた分だけ、自分の人生やキレイの実現が、一日のばしに遅くなっていくことだけは確かなのです。


迷った時だけの占い。


化粧品探しだけにハマらない、キレイになるためだけの美容。


・・・あなたにはそれが必要です。


化粧品ジプシー

そもそも、占いは、"幸せになりたい"から求めるわけですが、化粧品だって、"キレイになれば幸せが・・・"と思うから欲しいわけです。


何よりどちらも恋愛には欠かせぬ武器。


ただ占いと化粧品には"いけない共通点"もあります。


頼りすぎてしまうと、何も生まないこと。


のめりこんでしまうと、危なく偏ること。


"自分"や"化粧品"を探し当てたことで安心してしまうと成長がないこと、です。


本当を言えば、占いも化粧品も、のめりこむような種類のものではありません。


占いは、迷った時、決断が必要な時に自分を立ち上がらせる手段として"利用"するものであり、支配されてしまうと辛いもの。


がんじがらめになって身動きができなくなります。


だからしみ消しは化粧品に頼るよりも、しみ 治療に通ったほうがいいとわたしは思うのです。


"幸せになりたい"気持ちが強い人

自分探しは大切なことです。


・・・でも、探してばかりで行動が起こせない。


探してることに安心して、自分があると思いこむ。


対象が"占い"だけに、自分の人生を深く考えているように錯覚し、でも具体的には何も考えていない・・・


そういうところにハマったりしがちなのは確かですね。


しみケアなどの化粧品を渡り歩くことで、結果コスメフリークになった人の多くにも、同じことが言えます。


化粧品を探しているばかりで、本当のキレイをつかむヒマがありません。


"自分の一品"を探していることに安心し、キレイになる実際の努力はおこたっている・・・というふうに。


この人たちはたぶん、幸せになりたい気持ちが人一倍強いのです。


強すぎるから、焦ってしまいます。


そのための情報や材料だけを必死で集めてしまいます。


でもその情報を役立てない、組み立てない・・・。


だからいつまでも目的を果たせないのです。

かんぱんはレーザー治療で!

この人たちがハマっている占いは、節目節目で自分がどこへ行くのかを大きく占うような占いではなく・・・


かと言って、毎日毎日"今日の運勢"を一日中意識していて、今日のラッキーカラーを体のどこかにくっつけているようなタイプでもありません。


「あなたはこういう人で、こういうことが好きで、こういうことが苦手。


相性のいいのはこういう人で、関わらない方がいいのはこういう人・・・」


そういうことをいっぱい言ってくれる占いが何より好きだったりします。


つまり彼女たちにとって、占いとは100%"自分探し"。


私ってこういう人間なんだわと思うこと。


あなたはこういう人よねと言われること。


そのニつに一種の快感と、妙な安心感を覚えるのです。


これをいけないとは言いませんが・・・。


わたしがかんぱん レーザー治療を受けに通っている美容皮膚科にも、このようなタイプの女性が多く訪れています。


占いすきの女性たちは・・・

日本人女性の占い好きは有名なところですが・・・


彼女たちはスキンケアに特に詳しいですね。


色モノにはあまり関心がありません。


レーザー しみ治療など最先端のスキンケアもよく知っていますが、使っているのは"通販系"の、わりにマイナーなものが多かったりします。


ロコミで聞こえてくる"良いと言われる化粧品"にも節操なく手を出しています。


・・・けれど、残念なことに肌にはトラブルが多いまま。


だからもっと渡り歩き、どんどんハマってく・・・。


結果、気づけば"コスメフリーク"と呼ばれる人の部類に入っています。


決して百貨店の一階で「あーん、この色カワイー」とか言ってるタイプではないのです。


重瞼術は奥が深い

日本で重瞼術が一番頻度の高い美容外科手術です。


歴史的に1926(大正15)年に内田孝蔵先生が重瞼術の論文を発表しています。


戦後、西洋へのあこがれが女性の容姿に大いに影響して、この手術を盛んにし、現在でもその勢いは衰えていません。


過去少なくても70年近くは実施されている手術なのに、おもしろいことに、あるいは不思議なことに、いまだに確立していない手術でもあります。


・・・つまり重瞼術にはいろいろなやり方があります。


手術法の細かい違いを含めると、100人美容外科医がいたら100通りの重瞼術があるといっても過言でないほど、各美容外科医によってその手術法は違っているのです。


日本の美容外科は「二重に始まって、二重に終わる」と言われるほど・・・


重瞼術は奥が深く、いまだによく分かっていない、あるいは解決されていない部分が残されている手術なのです。


しみの治療などは美容皮膚科ですので、そのあたりは間違えないようにしましょう。

美容外科選びは大切

「まぶたの縁が内側にそってしまって、目の表面を刺激するような状態のことです」


「本当ですか。やっぱり糸は取ったほうがいいのでしょうか」


・・・と、また繰り返しの質問になったので、そろそろ打ち切らなければならないと思い、


「実際に診察してみませんと、何とも電話だけでは最終的なことはお答えできません。


私のところを受診されてもよいですし、数軒、いままで以外の他の美容外科医を受診されることをお勧めしますが」


「そうですか・・・先生には失礼になるかもしれませんが・・・遠いので・・・


私の近くの誰か数人信頼おける先生を紹介してくれませんか」


「ああ、いいですよ」


・・・と言いながら、内心やれやれと思ったそうです。


かなり神経質な患者さんのようで、医師のところに来ても手こずるのではないかと思ったからです。


しかし神経質になる理由は十分あります。


・・・というのは以前にも、いわゆるクイック法で手術されて困っている人を数多く診察しているからです。


たとえば26歳の女性。


「4年前にB美容外科でクイック法で二重にした。間もなく元に戻ってしまった。


2年前にD美容外科でクイック法で再手術。数ヵ月後、左が消えかかったので再手術して糸を追加した。


現在、両方ともはっきりしない二重で、右は幅が狭い。


左は不自然な感じで、朝になると二重の線に段差ができる。


とくに外側が垂れ下がってきた感じがする。左の不自然な感じをなくし、両方ともはっきりした二重にしたい」


・・・というのが初診内容でした。


レーザー シミ治療などを行う美容皮膚科とは違い、美容外科にはこうした相談が跡をたたないそうです。


慎重に考えてから実行したいものですね。

美容外科手術は慎重に

「そうなんですか。それでこの場合、数ヵ月後には糸は取れるが、数年後には糸は取れないということはあるんですか」


「さっきから話が堂々巡りしているようなので、端的に言いますが・・・


要は、つっぱりがとても我慢できないので何が何でも糸を取りたいというのなら、そのためには二重が消えるかもしれないという覚悟が必要です。


そうではないのなら、少々つっぱるような感じが残っても、二重は消したくないので、これは我慢するという犠牲を払わなければいけません。


ということで、両方自分に都合のよいようにはいかないと思うんですよ」


・・・と真相を伝えるために医師は語気を強めました。


強く言いすぎたのか、しばらく無言だったそうですが、


「糸を取らないでこのままにしていて、目に支障をきたすということはないのですか」


・・・と質問の内容を変えてきました。


「えーと、視力はどうなんですか。眼鏡かコンタクトをしてますか」


「コンタクトを使ってます」


「そのコンタクトを入れたときに違和感はないんですか」


「そういえば何となく違和感があるみたいです」


「目が充血するとか」


「それはありません」


「まあ、5回ともクイック法で手術したみたいですから、瞼板にはすでに傷がついていると思うんですよ。


もちろん診てみないと決定的なことは言えませんが。


で、その傷が小さければ問題ありませんが、たとえば1センチくらいの傷があるとすると、長い目で見ると、将来、年をとってから内反症なんか起こすおそれはあるかもしれません」


「何ですか、その内反症というのは」


美容皮膚科のしみ 治療のように、安全で安心なものをよく見極めて実行しなければなりませんね。


一重に戻したくなったら・・・

「そうですね、もう術後7ヵ月たっていますから、あと数ヵ月ようすを見て・・・


現在のつっぱりと数ヵ月後のつっぱりにほとんど変化がなく、仕事に差し障りがあるようでしたら、取ることを考えたらいいんじゃないんですか」


「その数ヵ月後の時点で本当に糸は取れますか」


「それもさっき言ったように、取れるかもしれないし、取れないかもしれない。


これだけはやってみなければ分かりません」


・・・事実、美容外科手術だけでなく、他の科でも、手術にはやってみなければ分からないという部分が必ずあります。


とくに他の医者が実施した手術を再手術する場合には、この"分からない"部分が多くなるのです。


「じゃ、やっぱり、いま糸を取ったほうがいいわけですね」


・・・と何らかの言質を医師から取りたがっているようです。


それも無理もない話で、A、B、Cの美容外科医を巡って、誰を信用していいのか分からなくなってしまったのですから・・・。


「いや、いま糸を取ろうとしても、やはり同じで、運がよければ全部糸が取れる場合もあるし、一部取り残しになる場合もあるし、あるいは全然取れない場合もあるかもしれません。


さっきも言ったように異物、とくに毛のように細い糸のような異物を生体内から取り除くのは意外とむずかしいんですよ。


時には不可能の場合もあるんです。


だから糸を使った二重の手術をして、患者さんがたまたま術後に気に入らなくて、元の一重に戻してくれと言われた場合、できる場合もあるし、できない場合もあるんです」


しみ治療のように簡単にはいかないものなんですね。